Twitterのハッシュタグを付けるコツ【Social Bearing】
TwitterなどのSNSで利用するハッシュタグは、自分のを自分のツイートをフォロワーだけでなく、ハッシュタグ検索をしたユーザにも届けることができるとても便利な機能です。
しかし、ハッシュタグを使う上で、以下のような問題に直面した方は多いのではないでしょうか。
- 自分のツイートの内容に適したハッシュタグがわからない
- 自分が使いたいハッシュタグが、どの程度の人気なのかわからない
- そのハッシュタグを使ったツイート数は分かっても、実際に検索している人がどの程度いるのかわからない
本記事では、これらの問題のうち、赤字の問題を解決し、以下のようにハッシュタグを使いこなせるようになる方法をご紹介します。
- 自分のツイートの内容に適したハッシュタグを見つける【Hashtagify】
- 使おうとしているハッシュタグがどの程度人気なのか把握する【Hashtagify】
- そのハッシュタグを使ったツイート数だけでなく、実際にそのハッシュタグのツイートに対してどの程度のユーザがアクションを起こしているのか把握する【Social Bearing】
赤字以外の問題や解決策については、以下の別記事で詳しくご紹介しています。
https://shikafo.com/post-327/
自分のツイートに適した人気のハッシュタグを決めるときの大まかな流れは以下の通りです。
- 上記リンクの記事で紹介している『Hashtagify』を用いて、自分のツイートに関連する人気のハッシュタグを洗い出す
- 本記事で紹介する『Social Bearing』を用いて、ユーザがアクティブに反応しているハッシュタグを選定する
本記事で紹介するSocial Bearingで、1.の自分のツイートに関連する人気のハッシュタグの洗い出すことは可能ですが、Hashtagifyを利用した方がより効率的に洗い出すことができます。
よければ、『Twitterの人気ハッシュタグの見つけ方【Hashtagify】』もご覧ください。
ユーザの関心が高いハッシュタグを使うと良い
ハッシュタグは、自分のフォロワーだけでなく、フォロワーでないユーザにもハッシュタグ検索を通じて自分のツイートを見てもらうために利用します。
そのため、ハッシュタグを決定する上で重要となる基準は、そのハッシュタグが多くのツイートに使われているかどうかではなく、ハッシュタグ検索にどれだけ利用され、どれだけ多くのユーザがそのハッシュタグに関心を持っているかということになります。
Hashtagifyなどを用いて洗い出した、自分のツイートに関連するハッシュタグから、ユーザの関心が高いハッシュタグを抽出する工程では、『Social Bearing』というサービスを利用します。
(Social Bearingのリンク:https://socialbearing.com/)
前述の通り、Social Bearingでも、自分のツイートに関連するハッシュタグの洗い出すことは可能ですが、Hashtagifyを利用した方が効率的に洗い出すことができます。
Social Bearingでは、ハッシュタグに関する以下のような情報を分析できます。
- そのハッシュタグを利用したツイートが、何人のユーザに届いているか
- そのハッシュタグを利用したツイートが、何回リツイートされているか
- そのハッシュタグを利用したツイートが、何回いいねされているか
- そのハッシュタグを利用したツイートが、何回Replyされているか
ハッシュタグが、ハッシュタグ検索にどれだけ利用され、どれだけ多くのユーザが関心を持っているかを確認する際には、赤字の機能をメインに利用します。
利用時の基本的な流れは以下のようになります。
- Hashtagify等で、自分のツイートに関連する人気のハッシュタグを洗い出す
- Social Bearingで、リツイートやいいねされている率の高いハッシュタグを見つける
① 自分のツイートに関連する人気のハッシュタグを洗い出す
Hashtagifyを用いた方法は以下の記事で詳しくご紹介してあります。
https://shikafo.com/post-327/
ここでは、Social Bearingによる人気のハッシュタグの洗い出しについてご紹介します。
使い方は非常にシンプルで、Social Bearingで人気度を確認したいハッシュタグを以下のように入力し、『Search』ボタンを押します。
このとき、検索キーワードに#をつけないと、ハッシュタグとして認識されないため、注意が必要です。
結果は以下のように表示されます。
赤枠で囲ってある結果が、基本的に確認すべき項目になります。
# | 説明 |
① | 基本的な分析結果。 TWEETS:分析対象のツイート数 TIMEFRAME:分析対象のツイートの時間幅 REACH:TIMEFRAME間で分析対象のハッシュタグのツイートが届けられるユーザ数の予測値(重複排除) IMPRESSIONS:REACHの重複排除していない値 TOTAL RT’S:分析対象のTWEETSの総リツイート数 TOTAL FAVES:分析対象のTWEETSの総いいね数 REPLYS:分析対象のTWEETSの総REPLY数 HIDDEN:?? |
② | 分析対象のハッシュタグとよく一緒に使われているハッシュタグ |
上記表のうち、赤字の属性が重要な属性になります。
よく使われる人気のハッシュタグを洗い出す段階では、REACHが高いハッシュタグを抽出してくれば良いです。
関連ハッシュタグは、HASHTAG CLOUD(図中の②)に出てくるハッシュタグから探すと良いです。
② リツイートやいいね等ユーザが興味を示しやすいハッシュタグを見つける
HashtagifyやSocial Bearingで洗い出した人気のハッシュタグが、ユーザが興味を持って使っているハッシュタグかどうか確認するには、Social Bearingの分析結果のTOTAL RT’S、TOTAL FAVESの2つの値を用います。
ユーザが、ツイートに対してリツイートやいいねをするのはどのようなときでしょうか。
ツイートに対してある程度興味を持ったり、共感してくれたときですよね。
つまり、当たり前のことですが、多くのユーザがリツイートやいいねしているツイートは、多くのユーザが興味を持ち、共感してくれているツイートということになります。
これは、ハッシュタグ単位でも同様で、TOTAL RT’S、TOTAL FAVESの2つの値が高いハッシュタグは、ユーザが興味を示しやすいハッシュタグになります。
以下は、『#本』、『#読書好きと繋がりたい』の2つのハッシュタグを分析結果の具体的な比較です。
これら2つの結果は極端なものですが、REACHは、『#読書好きと繋がりたい』よりも『#本』の方が約2倍多いにもかかわらず、リツイートorいいねは、『#読書好きと繋がりたい』の方が3倍されていることがわかります。
おそらく、『#本』のハッシュタグは、手当り次第に適当につけられるハッシュタグで、『#読書好きと繋がりたい』は実際にユーザが興味を持って、使っているハッシュタグなのでしょう。
どちらかのハッシュタグを付けるなら、『#読書好きと繋がりたい』のハッシュタグをつけたほうが、圧倒的にユーザの目に留まりやすいことがわかります。
このようにして、ユーザが興味を示しやすいハッシュタグを選定することで、ハッシュタグの効果を最大限発揮することができます。
まとめ
- Twitterにおけるハッシュタグは、フォロワー以外のユーザにも情報を発信できる重要な要素
- ハッシュタグは、そのツイートの内容に興味を持ちそうなユーザがハッシュタグ検索で利用するハッシュタグを設定するといい
- 実際にユーザが興味を持って使われているハッシュタグは、Social BearingのTOTAL RT’S、TOTAL FAVESの値が高いもの
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