OneNoteは、Microsoftの無料で利用することが可能なノートアプリです。
プライベートでの利用もそうですが、M365のライセンスでも利用可能なサービスで社用PCにも導入されていることが多いため、ビジネスシーンでの利用を検討している方も多いのでは無いでしょうか。
本記事では、OneNoteのヘビーユーザーである筆者が、OneNoteを使っていて便利だと思う点、使いにくいと思う点を本音で赤裸々にご紹介して行きます。
ノートアプリで何を使っているか迷っている方、OneNoteって実際どうなの?と悩んでいる方は、ぜひ本記事を参照して、判断材料の一つに使ってください。
OneNoteの使いにくい点
早速ですが、OneNoteヘビーユーザーが感じるOneNoteの使いにくい点から紹介していきます。
筆者が感じるOneNoteの使いにくい点は、下記の3つです。
- Web版のOneNoteは使いにくい
- スマホでガッツリメモを取る方には使いにくい
- タブレットが無いと描画機能は使いにくい
それぞれのOneNoteの使いにくい点について、下記で順に深掘りしていきます。
Web版のOneNoteは使いにくい
知らない方向けに補足しますが、一口にOneNoteと言っても下記の通りいくつか種類があります。
- Web版のOneNote Online
- デスクトップ版のOneNote
- スマホ、タブレット版のOneNote
この各種OneNoteの内、筆者の個人的な感想ですが、Web版のOneNote Onlineが非常に使いにくいと感じています。
OneNoteの大きな特徴の一つに、下記のようなテキストボックスをノート内の自由な位置に配置してメモを取れる点があります。
テキストボックスを好き勝手配置したり、テキストボックスのサイズを自由にカスタマイズ出来る点が、筆者のOneNoteのお気に入りポイントでもあります。
しかし、Web版のOneNote Onlineでは、このテキストボックスの移動だったり、サイズの変更機能が絶妙に使いにくく、ページ単体で言えば、少し便利な機能がついたメモ帳に成り下がってしまっています。
どの機能に魅力を感じてOneNoteの利用を検討しているのかは、人それぞれかと思いますが、テキストボックスの配置やサイズを自由にカスタマイズ出来る点に魅力を感じてOneNoteを利用しようと考えている人には、Web版のOneNote Onlineはオススメ出来ません。
ここで紹介した使いにくい点は、プライベートのパソコンでOneNoteを利用する場合、デスクトップ版のOneNoteを利用すれば良いため実質影響は無いです。
しかし、仕事用のパソコンでは、社員が好き勝手アプリをインストール出来ないようになっている場合もあるかと思います。
PCでのOneNoteの利用を検討しており、デスクトップ版のOneNoteを利用出来ない場合は、別のメモアプリの利用を検討した方が良いかもしれません。
スマホでガッツリメモを取る方には使いにくい
次に筆者が感じるOneNoteの使いにくい点は、『スマホでガッツリメモを取る方には使いにくい』という点です。
筆者は、基本敵にスマホよりもパソコンを操作する機会の方が高いため、スマホでガッツリメモを取る上では、OneNoteは使いにくく感じています。
これに関して言えば、パソコンの利用に慣れている方は、どのスマホ向けメモアプリを使っても使いにくいと感じてしまうのかもしれません。
数行のメモ程度をスマホで取る場合は、OneNoteでも十分ですが、ガッツリスマホでメモを取りたいという方には、より適したアプリがありかもしれません。
タブレットが無いと描画機能は使いにくい
OneNoteは、描画機能を使うことで、ペイントのような感覚でメモを取ることが出来ます。
この描画機能を活用出来ると、OneNoteの機能を最大限活用出来ていると言っても過言ではないです。
しかし、この使いこなせると非常に便利な描画機能ですが、パソコンやスマホでOneNoteを使っている場合、個人的には使いにくいと感じてしまいます。
これはそもそもパソコンやスマホが絵や図を書くのに適したデバイスでないことが原因です。
普段からタブレットを使っていて、ペンを活用してメモを取る機会もあるという方は、OneNoteは最適なメモアプリになり得ると思います。
OneNoteの使いやすい点
筆者が感じるOneNoteの使いにくい点を一通りご紹介出来たところで、ここからは反対にOneNoteの使いやすい点についてご紹介していきます。
- メモをセクションとページで体系的に管理出来る
- メモの便利機能が便利すぎる
- 参照メインならスマホでも使いやすい
ここでご紹介するOneNoteの使いにくい点が気になった方は、ぜひOneNoteを一度使ってみてください。
メモをセクションとページで体系的に管理出来る
OneNoteに限らず、メモアプリの一番便利な点はこれではないでしょうか。
OneNoteでは、画面上部のセクションと画面右側のページで体系的にメモを管理することが出来ます。
普通のメモ帳等を使ってtxtファイルでメモを取っていると、どこにでもファイルを保存出来てしまうがゆえに、整理整頓して情報を管理できなくなってしまうんですよね。
どこかにメモを取ったはずなんだけど、どこにそれを保存したのかわからないや。なんて状況もよくあるのではないでしょうか。
メモの検索機能が便利すぎる
すべてのメモをOneNoteで管理するするようになると活きてくる機能が、OneNoteの検索機能です。
筆者の仕事用のOneNoteには、常日頃から業務や仕事で必要となる各種情報のメモを残すようにしています。
こうしておくと、仕事で過去に対応したけどどう対応したか忘れてしまった時、OneNoteを検索すれば過去のメモがすぐに出てくるので非常に便利です。
また、プライベート用のOneNoteには、作って美味しかったレシピや行ってみたい店の情報等をメモに残していたりします。
こうしておくと、出先の地名や食べたいジャンルをOneNoteで検索するだけで、自分の欲しい情報にすぐにアクセス出来るので、非常に便利です。
参照メインならスマホでも使いやすい
スマホメインでメモを取るにはOneNoteは使いにくいとご紹介しましたが、スマホのOneNoteをメモ参照用に使う分には非常に便利です。
筆者は基本メモはパソコンで取って、出先でのメモの確認用にスマホ版のOneNoteを使っています。
メモの検索機能でもご紹介しましたが、行きたい店や過去に行って美味しかった店をOneNoteに登録しておくと、出先で非常に便利です。
OneNoteの使いにくい点、使いやすい点まとめ
本記事では、OneNoteのヘビーユーザーである筆者が、OneNoteを使っていて便利だと思う点、使いにくいと思う点を本音で赤裸々にご紹介してみました。
ノートアプリで何を使っているか迷っている方、OneNoteって実際どうなの?と悩んでいる方は、ぜひ本記事を参照して、判断材料の一つに使ってください。
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