SNSのプロフィールの効果的な書き方【人を惹き寄せる自己紹介】
自己紹介は、伝え方次第で、自分が望む次のアクションに、聞き手を促す上で大きな助けになると
『相手の印象に残る自己紹介のコツ【第一印象を操作する自己紹介】』の記事で紹介しました。
https://shikafo.com/post-276/
今回の記事では、『相手の印象に残る自己紹介のコツ【第一印象を操作する自己紹介】』の記事でも紹介した自己紹介を効果的なものにする実践的なテクニック(自己紹介は未来→過去→現在の順で話すと聞き手が惹き込まれる)の内容をもとに、私のTwitterのアカウントの自己紹介の改善例をご紹介します。
自己紹介は未来→過去→現在の順で話すと聞き手が惹き込まれる
まずはじめに、今回の記事で利用する自己紹介のテクニックの概要を説明します。
今回の記事で利用する自己紹介のテクニックは、「Why→How→Whatの順で思いを伝えると聞き手の心が動かしやすい」というゴールデンサークル理論を自己紹介に当てはめたものです。
具体的にゴールデンサークル理論を自己紹介に当てはめると、自己紹介は以下のような流れになります。
- まずはじめに、自分が目指す未来を語り、相手に好奇心や期待感を生み出させる。
- つぎに、自分の過去の話をして、その未来を目指すだけの根拠、目指せるだけの根拠を語り、相手を納得させる。
- そして最後に今現在どうしたいのか、自分に何ができるのかを語り、次のアクションにつなげる。
この型に当てはめるだけで、自己紹介が人の心を動かしやすくできるわけですから、使わない手はないですね。
逆に、自己紹介を現在→過去→未来の順で話すと聞き手は惹き込まれない
話す内容は同じでも、現在と未来の話す順番を逆にした「現在→過去→未来」の順番の自己紹介は、「未来→過去→現在」の自己紹介と比べて、自己紹介の魅力が下がってしまうケースが多いです。
以下具体的な例です。
- ✕「現在→過去→未来」の自己紹介の例
現在 | 私は、教育学部の学生です。 |
過去 | 子供の教育に興味があったため、教育学部を選びました。 |
未来 | 将来は、学校の先生になりたいと思っています。 |
- ○「未来→過去→現在」の自己紹介の例
未来 | 私は学校の先生になりたいと思っています。 |
過去 | 子供の教育に興味があったため、学校の先生になりたいと思いました。 |
現在 | そのため、私は教育学部で子供の教育について学んでいます。 |
多少の内容の違いはありますが、基本的に同じ内容で自己紹介を作っています。
後者の「未来→過去→現在」の自己紹介のほうが内容が響いてくるように感じませんでしょうか。
特に何も意識せずに自己紹介をすると、前者の「現在→過去→未来」の順になってしまうことが多いため、自己紹介の際には、注意が必要です。
Twitterアカウントのプロフィール改善例
修正前の私のTwitterのプロフィールは以下のとおりです。
図書館によく出没します。【現在】
本を読んで、その内容を実践するのを習慣にしています。【現在】
備忘録も兼ねて、読んだ本の内容をブログにまとめているので、良ければご覧ください。【現在】https://shikafo.com
(105文字/160文字)
すべてが現在ですね。
読み手に期待感を与える未来の話がなければ、現在や未来を裏付ける過去の話もなく、ただ思ったことを書いただけのプロフィールといったところでしょうか。
せっかくTwitterやブログで自分の考えや思ったことを発信しているわけですから、多くの人に見ていただけるほうが嬉しいです。
そのため、プロフィールを読んだ読み手が次のアクションとして以下のような行動につながるように、「未来→現在→過去」の型を利用して、プロフィールを修正します。
- 読み手がプロフィールを読み、Twitterのツイートを読んでくれること、アカウントをフォローしてくれること
- さらに興味を示して、ブログの記事も読んでくれること
修正後のプロフィールは以下になります。
誰かが何かを始める時のきっかけになれたらなーと考えてる人のアカウントです。【未来】
中身の人はこんな感じの人です。
(留学なしでTOEIC950/週に3~4冊読書/180度開脚/ブログやSNSを勉強中/…)【過去】
役立ちそうなノウハウ、面白そうな情報をブログでも発信しています。【現在】ブログ:umashii.perma.jp
(153文字/160文字)
「未来→現在→過去」の型に当てはめて、プロフィールを修正してみましたが、いかがでしょうか。
個人的には、修正前のプロフィールより魅力的なものになっているように感じます。
フォロワー数や当ブログへのアクセス数をもって、判断したいです。
まとめ
- 自己紹介は「未来→過去→現在」の順で話すと聞き手が惹き込まれる
- 逆に、自己紹介を「現在→過去→未来」の順で話すと聞き手は惹き込まれない
- 何も意識せずに自己紹介を考えると、「現在→過去→未来」の順になりがちなので、注意
Twitterでは、日常的に感じたちょっとしたことをつぶやいています。
よかったらご覧になってください。
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