皆さんマンダラチャート(マンダラート)という手法をご存知でしょうか。
マンダラチャートは、自身の目標を明確にしたり、新しいアイデアを発見したい際に、利用すると効果的と言われる手法です。
メジャーリーグで大活躍されている大谷翔平選手も、高校時代に設定した目標を具体化させる上で利用されていたようです。
(出典:スポーツニッポン)
本記事では、そんなマンダラチャートの作り方をご紹介します。
本記事後半部分では、エクセル形式のマンダラチャートのテンプレートシートもご用意しています。
マンダラチャートの作り方を理解し、マンダラチャートを作成することで、目標のより具体化していきましょう。
マンダラチャート(マンダラート)とは?
まずは、マンダラチャートがどのような手法なのかご説明します。
マンダラチャート(マンダラート)は9✕9マスのシートを使った手法
早速ですが、マンダラチャート(マンダラート)は、9✕9のマスのシートを使った手法です。
実際のシートを見たほうがイメージが湧きやすいかと思いますので、プロ野球の大谷翔平選手が高校時代に作成したマンダラチャートをエクセル形式におとしこんだものが下記になります。
実際のエクセル形式のマンダラチャートを使用しながら、読み進めたい方は、ページ下部にマンダラチャートのテンプレートダウンロードに関する説明を参照の上、ダウンロードください。
(出典:スポーツニッポン)
マンダラチャート(マンダラート)は3✕3のブロックに分けられる
上記の通り、マンダラチャートは、9✕9の81つのセルにより構成されますが、大きく分けると、太い枠線で区切られた3✕3のブロックにグループに分けられます。
この3✕3のブロックの内、中心のブロックが最も重要なブロックです。
マンダラチャートでは、この中心のブロックの更に中心のセルに達成したい目標を記載します。
そして、その周りのセルに、その目標を達成するために必要な要素を記載します。
マンダラチャートの周辺のブロックの中心には、中心のブロックに記載した、目標を達成するために必要な要素を記載します。
そして、その周辺のセルには、その要素を更に細分化した要素を記載します。
こうして、9✕9のセルをすべて埋めたものがマンダラチャートになります。
マンダラチャートは、こうして、目標を達成するために必要な要素を8つ、さらにその要素を達成するために必要な要素をそれぞれ8つ洗い出すことで、目標を達成するために何が必要となるのか明確にできる手法になります。
マンダラチャート(マンダラート)の作り方
ここまでのご説明で、マンダラチャートがどのようなものか分かったかと思います。
次は、マンダラチャートの具体的な作り方についてご説明します。
ステップ①:マンダラチャートのテンプレートシート
マンダラチャートのテンプレートシートを持っていないようであれば、こちらからダウンロードができますので、お使いください。
上記のテンプレートシートでは、更新の権限は付与しておりません。
必要に応じて、エクセル形式やスプレッドシートの形式でダウンロードし、ご活用ください。
ステップ②:マンダラチャート(マンダラート)の中心に記載する目標を決める
マンダラチャートのシートが用意出来たところで、まずは、マンダラチャートの中心に記載するメインの目標を決めましょう。
本記事では、『人生を充実させる』といった目標を例にマンダラチャートの作成を進めていきます。
ステップ③:メインの目標を達成するために必要な要素を列挙する
マンダラチャートで達成したいメインの目標を設定出来たら、次は、そのメインの目標を達成するために必要な要素をマンダラチャートの中心のセルの周りに記載していきましょう。
今回私は、設定した目標『人生を充実させる』を達成するために必要な要素として以下の8つを洗い出しました。
- 仕事
- 趣味
- 人間関係
- 健康
- 恋愛
- 学習
- 時間
- お金
マンダラチャートに記入すると以下の通りです。
目標を達成するために必要な要素が洗い出せたら、マンダラチャートの周辺ブロックの中心セルにそれぞれの要素を転記します。
ステップ④:列挙した要素を満たすために必要な要素を更に細分化する
目標を達成するために必要な要素が洗い出せたら、それらの要素を満たすために必要な要素を更に細分化します。
ここでは、健康を維持するために必要な要素を更に細分化することを例に記載します。
今回私は、健康を維持するために必要な要素として、以下の8つを挙げました。
- 運動の習慣
- 栄養バランスをケアした食生活
- 適度な睡眠時間
- ストレス発散
- 定期的な健康診断
- 禁煙
- 過度な飲酒を控える
- 健康に対する正しい知識を身につける
マンダラチャートに記入すると以下の通りです。
あとは同様に他の目標を達成するための要素についても同様に細分化することで、マンダラチャートの完成です。
マンダラチャート(マンダラート)の目標例
実際にマンダラチャートを作成する際には、自分と似た境遇の人のマンダラチャートの目標例があると、非常に便利かと思います。
ここでは、実際のマンダラチャートの目標例をご紹介します。
【社会人・ビジネスマン向け】マンダラチャートの目標例
社会人・ビジネスマン向けのマンダラチャートの目標例については、下記の記事で詳しくご説明しています。
社会人やビジネスマンが目標としてよく設定する内容をマンダラチャートに記載した上で、その実現方法や関連記事についても詳しくまとめています。
これからマンダラチャートを作成しようという、社会人やビジネスマンの方は、一度下記の記事に目を通すと、マンダラチャートの目標例として参考になるはずです。
【女性向け】マンダラチャートの目標例
女性向けのマンダラチャートの目標例については、下記の記事で詳しくご説明しています。
女性が目標としてよく設定する美容等の要素をマンダラチャートに記載した上で、その実現方法や関連記事についても詳しくまとめています。
これからマンダラチャートを作成しようという、女性の方は、一度下記の記事に目を通すと、マンダラチャートの目標例として参考になるはずです。
マンダラチャート(マンダラート)の欠点
ここまでのご説明で、マンダラチャートが非常に有効な手法であることは皆さんにも伝わったかと思います。
マンダラチャートは目的を明確化する上で非常に有効な手段ですが、そんなマンダラチャートにも欠点は存在します。
下記の記事では、そのマンダラチャートの欠点をその欠点を理解した上で、どのように活用していくのが良いか詳しく解説しています。
マンダラチャートの欠点を理解すると、マンダラチャートをより上手く活用できるようになりますので、これからマンダラチャートを作成される方は、合わせて読まれることをオススメします。
マンダラチャートの作り方【エクセルのテンプレート有り】まとめ
本記事では、マンダラチャート(マンダラート)の考え方と作り方をご紹介しました。
マンダラチャートは、シンプルであるにも関わらず、目標を具体化する上で非常に有効な手段です。
マンダラチャートは、作成するだけで終わりでは有りません。
定期的にマンダラチャートを見返し、目標の達成状況を確認し、現状を見直してこそ真価を発揮します。
書籍等をもとに細分化した各要素に関する正しい知識を身に着けて見ても面白いかもしれません。
本サイトでは、本記事の他にも様々なライフハックをご紹介しています。
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