Apexをプレイしている皆さん、視野角はいくつに設定していますでしょうか。
FPSゲームに慣れている方は、『あ~、視野角ね。大体このくらいの値に設定しておけば良いかな』と感覚で判断できるかと思います。
しかし、Apexが初めてのFPSゲームという方は、『視野角って何?いくつに設定すればいいの?』と戸惑ってしまうのではないでしょうか。
そんなApexプレイヤーの方向けに、本記事では、視野角がどのようなものなのか、オススメの視野角の決め方をご紹介します。
実は、視野角の設定を変更しただけでも、自分の感覚に合った視野角に設定できれば、1vs1の勝率を上げることも出来ます。
本記事を執筆している私も、自分に合った視野角を見つけることで、取得難易度の高い下記のようなバッジを取得出来るくらい強くなれています。
本記事の内容を通じて、視野角がどのようなものか理解でき、Apexをより楽しめるようになっていきましょう。
Apexにおける視野角とは?
視野角とは、その名の通り、視野の角度です。
視野角の値を大きくすれば見える視野の範囲は広くなり、逆に視野角の値を小さくすれば見える視野の範囲は狭くなります。
Apexでは、この視野角を70~110の間の値で変更することが出来ます。
実際に、Apexで視野角の値を変更した際の、画面上での見え方を確認すると、イメージがよりわきやすいかと思います。
Apexで視野角を最低値の70に設定した際の画面上での見え方が下記になります。
次の画像は、Apexで視野角を最大値の110にした際の画面上での見え方です。
2つの画像を見比べて、Apexの画面上での見え方が、かなり違っていることが分かるかと思います。
視野角70では、はっきりと写っている射撃訓練場のボットも、視野角110では、かなり小さく写っています。
Apexで視野角を変えた際の見え方の違い
ここまでのご説明で、視野角が高ければゲーム内の視野が広く、視野角が低ければゲーム内での視野が狭くなることがわかりました。
では、様々な値の視野角を設定した際に、具体的にどのくらいApex内での視野が変わってくるのでしょうか。
下記の画像では、Apex内での視野角の最大値110のときに見える範囲に対して、視野角を70、90、100と設定した際に見えている範囲を可視化してみました。
Apex内での視野角最大値の110と最小値70を比較すると、視野角が110の時に見えている視野の範囲は、視野角が70の時に見えている視野の範囲の約倍近い広さになっていることがわかります。
一つの画像に見えている視野の違いをマッピングすると、ここまで見えている視野の広さが違うのかと驚きを感じるのではないでしょうか。
Apexでの視野角の変え方
ここまで、Apex内で視野角の設定を変えると、ゲーム内での見え方がどのように変わるのかご説明してきました。
これ以降で、具体的に低視野角、広視野角でどのような特徴があるのかご説明していきますが、若干込み入った内容も出てきます。
実際に視野角の設定をいじりながら読むと、より理解度が高まるかと思いますので、ここでは、Apexでの視野角の設定の変更方法がわからない人向けに、Apexでの視野角の設定の変え方をご説明しておきます。
Apexの視野角の設定の変え方は知っているよという方は、読み飛ばしてください。
Apexの視野角の設定は、Apexの設定画面の『ビデオ』タブの『視野(FOV)』から変更することが出来ます。
視野角の値を変更したら、適用ボタンを押すことで、その変更を反映することが出来ます。
Apexでの低視野角と広視野角の特徴
Apexにおける視野角の概要をつかめたところで、次は低視野角と広視野角それぞれの特徴について、ご説明していきます。
この低視野角と広視野角の特徴は、自分にあった視野角を見つけていくに当たり、とても重要な内容になります。
少し込みいった内容もありますが、正しく理解できるようになりましょう。
早速ですが、低視野角と広視野角には、下記のような特徴があります。
低視野角 | 広視野角 | |
視野の広さ | 狭い | 広い |
敵の大きさ | 大きい | 小さい |
ゲームの疾走感 | 低い | 高い |
敵の動きの速さ | 速い | 遅い |
感度 | 高く感じる | 低く感じる |
インファイト(主観あり) | 敵が大きいので当てやすい | 敵の動きが遅いから敵を追いやすい |
中距離 | 敵が大きいので当てやすい | 敵が小さいので当てづらい |
直感的に分かる特徴もあれば、そうでないものもあるのではないでしょうか。
特に、『敵の動きの速さ』、『感度』辺りが直感的に理解し辛いのではないでしょうか。
直感的にわからなくても、大丈夫です。
各特徴について、以下で詳しく解説していきますので、以降の説明を確認ください。
Apexの視野角の違いによる視野の広さの違い
これは、本記事の冒頭でもご説明したものなので、ご存知の内容かと思います。
再掲になりますが、Apexで視野角を変更すると、下記の通り、低視野角では視野は狭く、広視野角では視野は広くなります。
視野が広ければ、索敵がしやすくなります。
また、自分から見えていない視野から敵に撃たれることも可能性もため、視野の観点では広視野角のほうがApex内で有利に働きます。
低視野角ではApexの敵は大きく見える
こちらも、再掲になります。
Apexでは、低視野角(下記画像は視野角70)のとき敵は大きく映り、
広視野角(下記画像は視野角70)では、敵は小さく映ります。
大きく写った敵のほうが照準を合わせやすいのは、直感的に理解できるかと思います。
そのため、敵の大きさの観点では、低視野角のほうがApex内で有利に働きます。
ここまでの2つの特徴は、どちらも再掲の内容かつ、直感的に理解しやすい特徴ですので、皆さんご存知の内容かと思います。
広視野角だとApexの疾走感は高くなる
3つめの視野角の特徴から、直感的に理解するのが少し難しくなってきます。
Apex内で広視野角に設定すると自分のレジェンドの移動速度が速く疾走感のあるように感じ、低視野角に設定すると自分のレジェンドの移動速度が遅く疾走感がないように感じます。
この違いは、実際にApex内の視野角を最低値の70と最高値の110に設定して、同じように走って見ると分かりやすいかと思います。
あくまで、この視野角の違いによる移動速度の違いは、移動速度が違っているように感じるだけで、実際の移動速度に変化はありません。
同じ視野角でもジブラルタルとレイスで移動速度が違うように感じる現象と近いものになります。
(ジブラルタルとレイスで画面の見え方の違いにより、移動速度が違うように感じるが、実際の移動速度は変わらない。)
疾走感はApex内での強さには影響しないため、疾走感の観点では視野角は好みで決めれば良いです。
キルクリップなどの魅せるプレイ動画を撮るために、高視野角に設定している方などもいたりします。
広視野角だとApexの敵は遅く動いて見える
4つ目は、視野角と敵の動きの速さの関係です。
この視野角の特徴は、直感的に理解するのは難しい内容かと思います。
しかし、『Apex内でのレジェンドの移動速度は変わらない』、『広視野角は見える範囲が広い』という2点を元に考えると、視野角と敵の動きの速さの関係は理解しやすいです。
2つの観点を元に以下で詳しく説明していきます。
ここでは、Apex内の視野角の最低値70と最高値110の2つの場合で、考えていきましょう。
Apex内で視野角70に設定した状態で、敵が下記のように赤矢印の通りに動いたと仮定します。
下記はApexで視野角110のときの視点の見え方で、赤枠は視野角70の時に視点に映る範囲です。
赤矢印は、視野角70の時に敵が画面の端から端まで動いた際の移動距離です。
上記2つの画像を見比べれば分かるかと思いますが、視野角70の時に画面の端から端まで敵が移動したとき、視野角110の画面では画面中央部の画面の横幅約半分の距離を移動したように映ります。
つまり、視野角110の場合、視野角70の場合と比較して、小さく映った敵が約半分の速度で画面内を移動することになります。
ゆっくり動く敵のほうが追いエイムはしやすいため、敵が動く速度の観点で言えば、広視野角のほうがApex内で有利に働くと言えます。
低視野角だとApex内での感度は高く感じる
5つ目は、視野角とApex内の感度の関係です。
この視野角の特徴も、直感的に理解するのは難しい内容かと思います。
しかし、これも4つ目の視野角と敵の移動速度の関係と似た関係で、『Apex内でのスティック入力による視点の移動距離は視野角に依存しない』、『広視野角は見える範囲が広い』という2点を元に考えると、理解しやすくなります。
図は再掲になりますが、Apex内で視野角70に設定した状態で、下記のように赤矢印の通りに視点を動かしたと仮定します。
こちらも図は再掲ですが、下記はApexで視野角110のときの視点の見え方で、赤枠は視野角70の時に視点に映る範囲です。
Apex内でのスティック入力による視点の移動距離は視野角に依存しないため、視野角70の時に画面の端から画面の端まで視点を動かす視点入力を視野角110で行うと、下記の図の赤矢印のように視点が動きます。
4つめの視野角の特徴と同じで、上記2つの画像を見比べれば分かるかと思いますが、同じスティック入力でも、視野角70では画面の端から端まで視点が動き、視野角110では画面中央部の画面の横幅約半分の距離を移動したように視点が動きます。
つまり、視野角70の場合、視野角110の場合と比較して、同じスティック入力でも画面内での視点は、倍近い距離動くことになります。
使いやすい感度は人それぞれ変わりますので、感度の観点では、低視野角、広視野角どちらがApex内で有利に働くという訳では有りません。
一つ言えるのは、元々の視野角で最適な感度を使っていた場合、視野角を変えると感度も合わせて変える必要があるということです。
視野角とApex内でのインファイトの戦いやすさの関係
6つ目の視野角の特徴は、下記2つの視野角の特徴を実戦に当てはめたものになります。
- 低視野角だと敵は大きく映り、広視野角だと敵は小さく映る
- 低視野角だと敵は速く見え、広視野角だと敵は遅く見える
まず低視野角では、 敵は大きく映るため、敵に照準を合わせるのが簡単になります。
しかし、低視野角では、敵が速く見えるため、敵に照準を合わせ続けることが難しくなります。
この2つの特徴から、低視野角のインファイトでは、下記2つの関係が成り立つと言えます。
- 一度照準を合わせるだけで大ダメージを出せるショットガン等の単発武器は扱いやすい
- 常に照準をあわせ続ける必要のあるフルオート武器が扱いづらい
次に高視野角では、 敵は小さく映るため、敵に照準を合わせるのが難しくなります。
ただし、インファイトでは、敵との距離が近いため、よっぽど視野角を挙げない限り、十分敵は大きく映ります。
そして、高視野角では、敵が遅く見えるため、敵に照準を合わせ続けることが簡単になります。
ただし、こちらも広視野角すぎると、敵が小さく映るため、敵に照準をあわせ続けることが難しくなります。
この2つの特徴から、高視野角のインファイトでは、下記2つの関係が成り立つと言えます。
- 一度照準を合わせるだけで大ダメージを出せるショットガン等の単発武器の扱いやすさは普通
- 常に照準をあわせ続ける必要のあるフルオート武器は扱いやすい
Apexにおける視野角とインファイトの戦いやすさの関係は、主観が入りますが、敵の速度が追いエイムしやすくなるくらいに視野角を上げ、敵が小さく映らない程度に視野角を下げた、中程度の視野角がApex内で有利に働くと考えています。
また、インファイトで使う武器次第で、適した視野角が変わってくると言えます。
視野角とApex内での中距離戦の戦いやすさの関係
7つ目の視野角の特徴も、下記2つの視野角の特徴を実戦に当てはめたものになります。
- 低視野角だと敵は大きく映り、広視野角だと敵は小さく映る
- 低視野角だと敵は速く見え、広視野角だと敵は遅く見える
まず低視野角では、 敵は大きく映るため、敵に照準を合わせるのが簡単になります。
また、低視野角では、敵が速く見えますが、よっぽど低視野角ではない限り、中距離ではあまり気にならない程度かと思います。
そのため、Apex内での中距離戦は、低すぎない低視野角が有利に働くと言えます。
Apex内での視野角の特徴まとめ
ここまで、Apex内での視野角の特徴について述べてきましたが、各種特徴について最後にまとめておさらいしておきます。
ここでは、戦闘に直結する要素のみまとめます。
- 視野の広さの観点では、視野角は高いほうが良い。
- 敵の大きさの観点では、視野角は低いほうが良い。
- 敵の動きの速さの観点では、視野角は高いほうが良い。
- インファイトの観点では、視野角は中程度が良い。
- 中距離戦の観点では、視野角は低いほうが良い。
中でも重要な要素は、ファイトに直結する4つ目の要素だと考えています。
ファイトに直結するという観点では、5つ目の要素該当しますが、5つ目の要素はスコープで保管することができるため、4つ目の要素の方がより重要度が高いと考えています。
また、インファイトの強さは、Apex内でのファイトの勝ち負けに直結するため、最も重要視すべき観点といえます。
自分に合ったオススメの視野角の決め方
これまでの、Apexでの視野角の特徴の説明で、視野角はインファイトで戦いやすい中程度の視野角がオススメだとご紹介しました。
中程度と言っても、人それぞれ適した視野角の値は変わってきます。
本記事では、最後にこの人それぞれ異なる、適した中程度の視野角の見つけ方をご紹介します。
オススメの視野角はApexの有名プレイヤーの視野角をパクるべき!
早速結論ですが、オススメの視野角はApexの有名プレイヤーの視野角を真似して見つけるのが手っ取り早いです。
ここまでApexの視野角に関する特徴を長々と説明してきて、結局有名プレイヤーの視野角をパクるだけなのかと思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。
本記事でご説明した視野角に関する特徴を理解した上で、有名プレイヤーの視野角を参考にしつつ、自分なりにカスタマイズしていくことが重要なのです。
本記事でご説明した視野角に関する知識を元に視野角を調整していくことで、ただ単にApexの有名プレイヤーの視野角を真似するよりも、自分に適した視野角を見つけられることは間違いありません。
Apexの有名プレイヤーが使うオススメの視野角はいくつ?
Apexの有名プレイヤーは、以下のうちのいずれかの視野角を使っていることが多いです。
- 90
- 100
- 104
- 110
視野角90のApexの有名プレイヤー
視野角90でプレイしている有名プレイヤーには、下記の様な方々がいます。
- ShivFPS
- Ras
視野角90はデフォルトの視野角です。
視野角を90より低く設定している有名プレイヤーは確認できなかったため、有名プレイヤーの視野角の参考値の下限としては、90でよいかと思います。
もちろん、プレイする中で、本記事でご説明したような視野角の特徴を踏まえた上で、視野角90よりも低いほうが自分には合っていると感じた場合は、90より低いしやかくに設定するのは全然ありだと思います。
視野角100のApexの有名プレイヤー
視野角100でプレイしている有名プレイヤーには、下記の様な方々がいます。
- ImMadness
- すでたき
中程度の視野角でしょうか。
私は元々視野角90でプレイしていましたが、インファイトで敵を追いきれないことが多かったため、現在は視野角100でプレイしています。
視野角104のApexの有名プレイヤー
視野角104でプレイしている有名プレイヤーには、下記の様な方々がいます。
- Albralelie
- iiTzTimmy
中途半端な視野角の数値に見えますが、画面が歪まずに自然に見える視野角の上限が104だと言われています。
また、等倍スコープでADSをした際の視野角が約90になる点も考慮しての視野角104なのかもしれません。
視野角110のApexの有名プレイヤー
視野角110でプレイしている有名プレイヤーには、下記の様な方々がいます。
- ImperialHal
- sweet
- aceu
Apex内での視野角の最大値です。
プロ選手のようにリコイル制御が安定していれば別ですが、個人的には、一般プレイヤーには視野角が高すぎて中距離のエイムが安定しないような気がします。
どの視野角から真似してみるのが良い?
有名プレイヤーもそれぞれ使っている視野角が異なるため、どの視野角から試していくか迷ってしまう方もいるかと思います。
一般的に多くの人に当てはまるアドバイスをするのであれば、中程度の視野角である90, 100あたりの視野角から試してみるのが良いかと思います。
また、今それぞれ皆さんが設定している視野角で、インファイトで敵を追うことが出来ないなら今より高い視野角、中距離が全く当たらないなら今より低い視野角を試してみるのもありです。
【Apex】視野角のオススメ決め方を簡単解説まとめ
本記事では、Apexの視野角のオススメの決め方についてご紹介しました。
自分にあった視野角を使うことで、Apexでのファイトはかなり強くなれます。
本記事でご紹介したApexの視野角の特徴を理解して、Apexをよりうまくなっていきましょう!
Apexの視野角の設定以外でApexを上手になる方法
視野角もApexのファイトの勝率を上げる一つの要素ですが、敵の足音を良く聞けることもファイトの勝率を上げる上で重要な要素の一つです。
下記の記事では、多くのApexの有名配信者やプロゲーマーが、足音をよく聞こえるようにするために使っているAstro Mixampについてご紹介しています。
Apexでファイトの勝率を上げたいという方は、下記の記事も合わせて参照されることをオススメします。
また、下記の記事では、Apexの有名配信者のパッドのボタン配置を参考に、Apexを上手になる方法について解説しています。
Apexをパッドでプレイしていてボタン配置に悩んでいる方は、一度下記の記事を参照して、ボタン配置を見直してみることをオススメします。
下記記事では、Apex初心者の方向けに、解放すべきおすすめのキャラについてご紹介しています。
開放するキャラに迷っている方には、かなり参考になる記事になっています。
本サイトでは、本記事の他にもApexで上達するためのテクニックや、PS4やPS5、Switch等のゲームやYoutube等での配信に関する便利知識をご紹介しています。
以下に関連の記事をまとめておりますので、興味のある方は、合わせて参照することをおすすめします。
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