Chromeのプロキシのパスワードを保存して、自動で認証する方法

Chromeのプロキシのパスワードを保存して、自動で認証する方法
社内や学内のプロキシを利用している環境でGoogle Chromeを立ち上げるたびに、プロキシの認証を求められて、面倒くさいな。
認証情報を保存して、プロキシの認証・ログインを自動化できないかな。

 

社内や学内等のプロキシを利用したネットワーク環境でGoogle Chromeを利用する際に、以下のプロキシの認証用のポップアップが毎度表示されますよね。

 

ユーザー名とパスワードを入力するだけですが、Google Chromeを立ち上げるたびに毎度入力するとなると手間な作業です。

本記事では、このプロキシを利用したネットワーク環境でGoogle Chromeを利用する際に表示される、プロキシの認証用ポップアップでの認証を自動化するGoogle Chromeの拡張機能『Proxy Helper』をご紹介します。

 

Proxy Helperを利用することで以下のようなことが出来るようになります。

  • プロキシの認証情報を保存して、Google Chromeで表示されるプロキシの認証を自動化する。
  • pacファイルを用いた環境でもプロキシの認証を自動化可能。
  • 特定のURLにアクセスする際には、プロキシを利用しないという設定も可能。

 

POINTの3つ目に記載していますが、Proxy Helperでは、特定のURLにアクセスする際にはプロキシを利用しないといった簡易的なpacファイルのような動きも実現出来ます。

プロキシの認証情報を保存して、Google Chromeのプロキシの認証を自動化したい方だけでなく、プロキシを使ったネットワークを利用される方は、インストールしておいて損のないGoogle Chrome拡張機能かと思います。

 

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Chromeのプロキシのパスワードを保存して、自動で認証するための準備

本記事でご紹介するプロキシの認証情報を保存して、Google Chromeでのプロキシの認証を自動化する方法を利用するためには、『Proxy Helper』というGoogle Chromeの拡張機能をGoogle Chromeにインストールする必要があります。

ここでは、Google ChromeにProxy Helperをインストールする方法をご紹介します。

 

Proxy HelperをGoogle Chromeの拡張機能としてインストール

『Proxy Helper』は、Google Chromeの拡張機能サイトであるchromeウェブストアのProxy Helperのページからインストールできます。

Proxy Helperのページで以下の『Chromeに追加』ボタンを押して、

 

『拡張機能を追加』をクリックすればProxy Helperのインストールが完了します。

 

Chromeのプロキシのパスワードを保存して、自動で認証するための設定

ここでは、プロキシの認証情報を保存して、Google Chromeでのプロキシの認証を自動化するために必要なProxy Helperの設定についてご紹介します。

 

Proxy Helperの設定画面は、Google Chromeの画面右上に表示されるProxy Helperのアイコンをクリックして、表示される『オプション』ボタンをクリックすることで表示出来ます。

 

認証を自動化するプロキシサーバの情報を保存する

Proxy HelperのGeneralページは、認証を自動化するプロキシサーバの情報を保存する場所です。

必要に応じて、各種項目に認証を自動化したいプロキシサーバの情報を記入します。

 

認証を自動化するプロキシサーバの情報を保存する(pacファイルの場合)

Proxy HelperのPACページは、PACファイルを利用している場合に設定が必要な場所です。

必要に応じて、認証を自動化したいプロキシサーバの情報が記載されたPACファイルの格納先の情報を記載します。

 

プロキシの認証を自動化するための認証情報を保存する

Proxy HelperのAuthenticationページは、プロキシの認証を自動化するための認証情報を保存する場所です。

GeneralやPACで設定したプロキシサーバの認証に行うユーザ、パスワードの情報を記載します。

 

プロキシを経由せずにアクセスしたいURLを記入する

Proxy HelperのRulesページは、プロキシサーバを経由せずにアクセスしたいURLを記入する場所です。

本記事のメインテーマとは関係ありませんが、プロキシサーバを経由せずにアクセスしたいページがある場合は、ここに記載します。

 

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Chromeのプロキシのパスワードを保存して、自動で認証する方法

『Chromeのプロキシのパスワードを保存して、自動で認証するための準備』に記載の内容を正しく設定すれば、Proxy Helperの拡張機能を有効にしている状態でGoogle Chromeを起動するだけで、Google Chromeのプロキシの認証は自動化されます。

 

使い方は非常にシンプルですね。

 

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Chromeのプロキシのパスワードを保存して、自動で認証する方法まとめ

本記事では、『Proxy Helper』というプロキシの認証情報を保存して、Google Chromeでのプロキシの認証を自動化するGoogle Chromeの拡張機能をご紹介しました。

プロキシを利用したネットワーク環境でGoogle Chromeを利用される方は、入れておいて損のないGoogle Chromeの拡張機能のため、ぜひご活用ください。

 

Proxy Helperの他にもGoogle Chromeの拡張機能には便利な機能が沢山あります。

以下の記事ではオススメのGoogle Chromeの拡張機能を紹介しているので、よければ合わせてお読みください。

おすすめなGoogle Chromeの拡張機能【便利な拡張機能16選】

 

 

 

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