GoogleスプレッドシートやExcelを使っているとセルに入力された文字の文字数をカウントしたいシーンが多々あるかと思います。
本記事では、Googleスプレッドシートで文字数をカウントする際に使用する便利な関数を3つご紹介します。
本記事にてご紹介する関数は、下記になります。
- LEN():文字列の文字数をカウントする関数
- LENB():文字列のバイト数を求める関数(全角は2、半角は1バイト)
- REGEXREPLACE():文字列から特定の文字の文字数をカウントする関数
Googleスプレッドシートの利用頻度が高い方は、使用用途に合わせて、各関数を使いこなせるようにマスターしましょう。
Googleスプレッドシートで文字数をカウントする関数
各関数を使用した際に、どのような値が出力されるのか分かっていると理解しやすいと思います。
そのため、まずはじめに上記のGoogleスプレッドシートで文字数をカウントする関数を使用した際の出力をお見せします。
上記では、A列の文字列に対して、以下の文字数をカウントしています。
- B列:LEN()を使って、A列の文字列の文字数をカウント
- C列:LENB()を使って、A列の文字列のバイト数をカウント
- (D列:E列のための補足譲歩)
- E列:LEN()とREGEXREPLACE()を使って、A列の文字列に含まれるAの数をカウント
以降で、各関数の使い方について、詳しくご説明します。
LEN:Googleスプレッドシートで文字数をカウントする関数
LEN()は、文字列の文字数をカウントする関数です。
使い方はシンプルで、下記のように記述します。
LENB:Googleスプレッドシートで文字列のバイト数をカウントする関数
LENB()は、文字列のバイト数をカウントする関数です。
バイト数は、その文字が半角か全角かで変わります。
半角の場合は1バイト、全角の場合は2バイトとしてカウントされます。
LEN()同様に、使い方はシンプルで、下記のように記述します。
LEN()ほどの使用頻度はありませんが、覚えておきましょう。
REGEXREPLACE:Googleスプレッドシートで特定の文字の文字数をカウントできる関数
REGEXREPLACE()は、文字列内の特定の文字を別の文字に置き換える関数です。
この文字の置き換えの機能を利用することで、文字列内の特定の文字の文字数をカウントすることが出来ます。
LEN()、LENB()と比べると、REGEXREPLACE()の使い方は、若干複雑ですが、下記のように記述します。
上記では、正規表現を使用していますが、置換前の文字にA以外の文字を指定し、置換後の文字を空に設定しています。
つまり、文字列に含まれるAを抽出できます。
文字列に含まれるAだけを抽出した状態で、LEN()を利用することで、特定の文字の文字数をカウントすることが出来ます。
若干複雑な関数ですが、比較的利用頻度は高い関数のため、マスターしておくとかなり便利です。
Googleスプレッドシートで文字数をカウントする関数
本記事では、Googleスプレッドシートでも字数をカウントする関数についてご紹介しました。
文字数をカウントする関数は、比較的利用頻度の高いものになります。
Googleスプレッドシートの利用頻度が高い方は、マスターしておきましょう。
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